MEMO「2007年度FC限定屋形船イベント」



  「FC限定」というイベントの性質を考慮して、おおまかなレポートにとどめることにします。ご了承ください。
  「〜くま仲間の集い〜一夜限りの納涼屋形船“半田号”で行く東京湾」ということで、半田くんと一緒に屋形船を堪能しようという趣旨。勝どきから屋形船"半田号"(本名・ふぇにっくす号)に乗り込んで出航。しかし、同じ場所をグルグル回るばかりな上に、半田くんも一向に登場しない。参加者みんなが怪訝に思い始めたころ、ドーン!!という激しい音と共に船を激しい揺れが襲い、船室は阿鼻叫喚の地獄絵図に……とまではいきませんでしたが、すでに配膳されていた御飯の器が至るところで転げ落ちるという惨劇に見舞われました。「え、座礁?(汗)」船室に不安が渦巻く中、屋形船は再び船着場に横付け。船を交代か?と思いきや、浴衣姿の半田くんが船着場で待ってるではないですか!!救世主の登場により不安は一掃され、もう船内は"半田くん!半田くん!"のシュプレヒコールで埋め尽くされ…ではなく黄色い悲鳴の嵐。吹き荒れる半田パワー。つまるのところ、半田くんの到着が遅れていたので、屋形船は一旦出航して、そこらをブラブラしながら待っていたら、他の船にぶち当たったということなんですね。衝突時に半田くんが船内にいなくて良かったです。基本、立ったままだった半田くんには、あの揺れは危険でしたから。そんなこんなで、半田くんをのせて再出航。濃紺の浴衣を艶やかに着こなした半田くんが乾杯の音頭をとり、いよいよイベントが始まりました。

1.半田くんによるフリートーク
  食事を頂きながらの半田くんのフリートーク。半田くんは天井が低いため若干屈んだ状態で船内を歩き回りながらトーク。前に後ろにと小まめに移動して、みんなに満遍なく顔を見せてくれました。船内の横幅がそれほど広くないので、すぐ真横を半田くんが通っていくぐらいの物理的な距離感です。何を話すかは決めてきてないということで、常識的な範囲でという前置き付きで(笑)ファンからの質問を募り応えつつ、話を転がしてました。たっぷりのトーク後、半田くんは一旦控え室に戻り、食事専念タイムとなりました。やはり半田くんがトークしてると、食事よりもそっちに気をとられますから。

2.屋上デッキで半田くんを囲む
  同席したファンの方々と談笑しながら料理を頂いた後、マネージャーさんに促されて屋上デッキに移動。そこでは半田くんがギターを片手に待ってました。各々、半田くんから適度の距離を保ち、囲むようにして位置取りました。半田くんとファンの間の距離は、手を伸ばせばすぐに触れるぐらい。歌謡見聞録でも十分に距離は短かったですけど、その時に感じた"近さ"とは全く異なった"近さ"。恐らくステージと客席によって隔たれておらず、目線の位置が半田くんと同じなのが、より一層の密接感を生み出したのだと思います。
  ネオンで彩られたお台場をバックに、「街の灯り」(歌:堺正章/詩:阿久悠/曲:浜圭介/編:森岡賢一郎)を披露。もう一曲と言うことで、音楽本を見ながらの即興で、「時の流れに身をまかせ」(歌:テレ・サテン/詞:荒木とよひさ/曲:三木たかし/曲:川口真)を。船上で夜風に涼みながら聴く半田くんの歌声はあまりにも素敵で、いつまでも聴いていたかったです。特に「街の灯り」は、ロケーションの効果も手伝ってか、歌謡見聞録の時よりも心にしみました。当然ながら、半田くんの歌声にウットリとしてる人が多数(笑)僕の位置的には半田くんの顔はどうしても見えなかったので、周囲を見渡しながら、半田くんの歌声と景色をシンクロさせてました。なんて贅沢。
  そして、ひとしきりトークをしてから、"しばらく屋上デッキをお楽しみください"ということで、ファンは残り、半田くんは先に船室へと戻っていきました。その後、半田くんの座っていたベンチに、なかなか誰も近寄ろうとしなかったのが可笑しかったです(笑)

3.船室に戻って半田くんのカラオケ
  "船室の準備が整ったので、お戻りください"というお達しをうけて、ゾロゾロと船室に大移動。すると、船室から半田くんの歌声がもれ聞こえてくるではないですか!そう半田くんの「時の過ぎゆくままに」(歌:沢田研二/詩:阿久悠/曲:大野克夫)でお出迎えだったのです。僕はノロノロしてたので、最後しか聴けませんでした。"昼もこんなに涼しければいいのに"だなんて愚痴ってないで、とっとと戻ってくれば良かったなあ。歌謡見聞録全6回のなかで、五本の指に入るぐらいのお気に入り曲だったので、相当悔しかったです。ちいい!!
  折角、備え付けのカラオケがあるということで、リクエストを募り歌声を披露。当初は、"阿久悠先生の作品"というテーマに基づいてリクエストするということだったんですけど、残念ながら参加者にとって、そのハードルは高すぎるということで(笑)、あっという間に制限は撤廃されました。が、セットリストを見た限りでは、結果として阿久悠先生の作品で過半数が占められてますね。数曲後、半田くんは"トークor歌?"と要望を尋ねてましたが、客席からは歌のリクエストが相次ぎ、最後の5分前まで、ずっとカラオケ大会が続きました。皆さん、半田くんの歌に飢えてるんですね(笑)

  ・契り(歌:五木ひろし/詩:阿久悠/曲:五木ひろし)
  ・天使になれない(歌:和田アキコ/詩:阿久悠/曲:都倉俊一)
  ・EDEN 〜君がいない〜(歌:Janne Da Arc/詩・曲:yasu)
  ・学園天国(歌:フィンガー5/詞:阿久悠/曲:井上忠夫 )
  ・居酒屋(歌:五木ひろし×木の実ナナ/詞:阿久悠/曲:大野克夫)
  ・あずさ2号(歌:狩人/詩:竜真知子/曲:都倉俊一)
  ・かっこいいブーガルー(歌:渚ようこ×半田健人/詩・曲:横山剣)

  「契り」は知ってはいるものの、歌うの初めてということで、自分で作曲しながら歌ってしまったそうです(笑)「EDEN」は半田くんが高校時代に組んでたバンドでコピーしてた曲目。J-POPな半田くんは新鮮で良かったですが、個人的には、やっぱり歌謡曲してる半田くんのほうが好みです(笑)「学園天国」は合いの手をファンがいれて大盛り上がり。曲前に半田くんが合いの手を入れてくださいねとお願いしてた時、"そんなの恥かしくて無理でしょう(笑)"とネガティブ思考でいたんですが、始まったら皆さん一丸となってガッチリ合いの手を入れていたので、正直ビビリました。僕はまだまだ甘い(笑)「居酒屋」と「あずさ2号」では、半田くんとファンとのデュエットが実現。〆の「かっこいいブーガルー」は、男性パートは半田くんが、女性パートはファンが歌いました。これも大盛り上がり。もうすでに振りを忘れてしまってるそうなんですが(笑)、思い出しながら少しだけ踊ってくれました。もう一度、生で「かっこいいブーガルー」が聴けて嬉しかったです。サビの「♪カッコイイ〜♪」のところが好きです。
  半田くんとファンが一体となり、歌謡見聞録とはまた違った盛り上がりで楽しかったです。その一方で、生バンドをバックにして熱唱する半田くんを見たい、と感じたのも事実でした。歌ってる半田くんは魅力的なんです。

  時間ギリギリまで歌のリクエストに応えてくれた後、最後に半田くんから〆の挨拶がありました。最後の挨拶は、モーター音と後部席のおかげで、実はちょっと聞き取りにくかったんです。分かった範囲で要約すると、"これからも色々あるかもしれないけど頑張っていくので、ついてきてください!!"。要約しすぎかもしれませんが(笑)、感謝の気持ちを丁寧に伝えてくれました。半田くんの言葉には誠実さと真摯さに満ちていて、心に響きます。〆の挨拶後、半田くんがはけて、イベントは終了。屋形船から降りて船着場で少々グダグダしてたら、船着場のオジサンにとっとと帰れと怒られました(笑)

  半田くんは沢山のことを話してくれましたが、その中でも印象に残ってる話を幾つかピックアップします。
  ・浴衣姿はファイズ放送時に受賞した浴衣大賞の受賞式以来だそうで、当時は見栄えをよくするために散々タオルを詰め込まれたそうで苦しかったそうです。その久しぶりの浴衣ですが、非常に動きにくくて、どうしても歩幅が狭くなるとか、なぜマツケンサンバがあんな動きなのかが分かった、とか持ち前の分析癖を発揮してました(笑)
  ・「通」は、歌謡曲に詳しいと言うことで話が来たそうですが、元々は別の内容だったんだけど、打ち合わせの段階で編曲の素晴らしさなどを語ってると、プロデューサーさんが乗り気になって、最終的にはああいう内容となったそうです。出来上がったものをみて、あまりにも豪華なコメンテーター陣に驚いたそうです。半田くんは奇跡の番組と称してました。また、番組収録以来、番組中にサウスポーの演奏を指揮した溝渕新一郎さんには良くしてもらってるそうで、自分が教わったこと全てを10日間で叩き込んでやると言われて、溝渕さん宅に通いつめたとか。これまで独学で編曲を学んできた半田くんですが、教わることの重要さを説いてました。
  ・なんと歌謡見聞録に阿久悠先生のマネージャーさんが聴きに来てくれてたそうです!しかも、「通」放送後(だったはず)、阿久悠先生は今、忙しいから、もう少ししたら半田くんを引き合わせてくれるとまで言ってもらえてたそうで…。ファンが思ってる以上に、いいところまでいってたんですね。
  ・渚ようこさんに提供した「真夏の恋」。本当は作詞も担当してたそうですが、半田くんの作った詩は、歌い手としては歌いにくいところがあったらしく、半田くんの詩のエッセンスを残して、ギリギリのところで差し替えられたそうです。

  昨年度もそうでしたが、出来る限りの範囲で本音を語り、赤裸々に"半田健人"を晒してくれました。その中でも特に、上述したエピソードが代表するように、自分の夢に向かって日々精進、前向きに努力してることが心に残ってます。一生懸命な姿は月並みですけど眩しいですね。心が洗われる思いです。また、随所に溢れる半田くんの"for the fan"の精神がとても嬉しく感銘を受け、応援してきて良かったと、そして、これからも応援していきたいと思わせてくれました。
  今回のように等身大の"半田健人"でファンに接してくれるイベントなんて滅多に無いはずです。まだ参加できてない方は、是非とも一度は"半田健人"を肌で感じていただきたい。癖になりますよ(笑)ではでは、あまりにもお粗末なメモですが、これからも半田くんに全力でついていくという誓いをもって〆させていただきます。お後がよろしいようで。(07.08.30up)



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