「南海パラダイス」ノート



  「南海パラダイス」とは、MCが南海キャンディーズ(山ちゃん、しずちゃん)のトークバラエティ番組。彼ら以外に、MC補佐として杉本なつみアナ、スタジオの賑やかしとしてnewnewと呼ばれる女の子×7人が出演。南海キャンディーズのトークなどがあり、番組開始4分ほど経過してから、半田くんが紹介されて登場。半田くんのトークコーナーが約20分、newnewのロケコーナーが約11分、やまちゃんのコーナーが約8分、あとはエンディング諸々で終了。半田くんは、トークコーナー後もスタジオに残り、冷静沈着なコメントをしてました。以後に、半田くんの関係した部分をピックアップしてまとめます。括弧内の青文字はボクの感想。

■半田くんのトークコーナー
  半田くんが紹介されると、newnewが大喜び。山ちゃんが、自分と喋るときよりも声が半オクターブ高いと抗議するも、自然の原理だと杉本アナに一蹴される(笑)杉本アナは、男前が好きらしく、今日は、ゲストが半田くんということで、髪型などにかなり気合がはいり、お蝶夫人を意識したかのような縦巻きロールヘアー(by山ちゃん)。杉本アナいわく、初めてこの番組をやってて良かったなと思ったそうな。もちろん、山ちゃんが、俺の立場は!と抗議が入る。半田くんはこの一連のやりとりを、笑顔で眺めるのみ。

〆半田くんは関西出身
  半田くんは兵庫県芦屋市出身ということで、芦屋といえば、ブルジョワジー、お坊ちゃまというイメージだと言う山ちゃんや杉本アナに対して、半田くん「芦屋といってもね、山の方は確かにお金持ちですけどね…。まあ。いろいろあるんで。(山「芦屋の、どちらかといえば、アンダーグラウンド?」)芦屋のぉアングラな…アングラ言うたら両親怒りますけど。まあ、庶民派」。関西弁がスタジオで飛び交うので、それにつられて半田くんも関西弁です。

〆スーパーボーイ出身です!
  半田くんの芸能界入りのきっかけが、JUNONのスーパーボーイコンテスト出場であることを、半田くんが流暢に説明(笑)杉本アナの助けが全く要りませんでした。事務所と相談して、高校卒業までは学業優先のつもりだったけど、高校3年生の頃に「ごくせん」第5話のゲスト出演が決まり(これがテレビデビュー)、そのときのエピソードを話してました。撮影3日前にマネージャーから携帯にメールが来て知らされた。「ごくせん決まったから、東京きて」これをカラオケボックスで受信(笑)半田くんは、ごくせんという番組自体はしってたけど、キャストといった詳細なことは知ってなかったようで、友人に「ごくせんって、誰でとん?」と尋ねて教えてもらい、「俺、テレビに出るらしいで」と言ったそうです(テレビ出演って凄いことなのに、平凡な関西人高校生の軽い会話ネタになってる(笑)誰でとん?が特に可笑しい(笑)
  「ごくせん」は初めてのドラマ仕事だったので、何も分からなくて大変だったという話。「はい、ドライ(カメラリハみたいなもの)入ります!」とスタッフに言われても、「ドライって何?」(by半田くん)という感じだったそうで、共演者の方に質問して教えてもらってたようです。また、撮影で一回台詞をかんでしまい、「あっ、すみません」と自分から止めて、「もう一回、お願いします」と言ってしまったそうです。が、止めるかどうかの判断は、監督がすることであり、大御所やベテランならまだしも、現場が初めての新人が判断するなんてもってのほかだそうです。なぜ半田くんが止めてしまったかというと、役者さんが「もう一回お願いします!」と止めてる姿を、「NG大賞」とか番組を見て知っていて、「かんだり、間違ったり、納得いかなかったら、自分で撮影を止めていいのかな」と、半田くんが思っていたからだそうです。半田くんが「完全な素人の考えですよね」と言ってました(笑)撮影終了後、マネさんに「お前、よくあの場で言えたな」と声をかけられ、半田くんも、しばらしくしてから、「あん時、ようゆえたな、オレ…」と感じたそうです(笑)「今から考えれば怖いことですよね」とも言ってました。「役者の参考してるのが、NG大賞というのがスゴイですね」(笑)と山ちゃんがコメントして、このネタは終了。

〆山口百恵大好き♪
  半田くんが百恵ちゃん、歌謡曲好きだという話へ。芸能人で初めて好きになったのが百恵ちゃん。それまでは、テレビの中の人を好きになると言う観念は、自分の中にはありえなかった。("観念"、"ありえなかった"という言い回しから分かるように、ここから、半田くんのスピードが加速してきます(笑)ボクとしては、来た、来た、半田ワールド!といった具合)かなわない恋をするぐらいなら、隣や側の子を好きになった方がいいと思ってたから、芸能人に全く興味がなかった。しかし、小6ぐらいの頃、百恵さんの映像なのか歌を聴いたとき、何か惹かれるものを感じて(山ちゃん「えええ?小6で百恵ちゃんの良さが分かっちゃった?」)、中1の頃は百恵ちゃんばかり聴いていた。「百恵ちゃん世代ですよ(by半田くん)」(百恵ちゃん世代だとついに言い切った(笑)
  ここで、「半田健人が選ぶ山口百恵ベスト3」が紹介。1位 愛に走って(昭和51年)、第2位 青い果実(昭和48年)、第3位 ひと夏の経験(昭和49年)。紹介されるやいなや、どの曲も知らないとか、全曲とも、半田くんが生まれる前だと、素早くつっこまれる(笑)「愛に走って」は、百恵ちゃんの作品の中では控え目な方だけど、この曲を聴いたときに、「あっ、オレが思ってる歌謡曲って、こういうリズムで、こういう感じか!」と凄くはまったから一番好きだそうです。勝手な印象ですけどね、とも付け加えてました。(つまり、半田くん的に「This is 歌謡曲」と思ったということかな?)杉本アナに「でも、全体的に40年代から…」と言われて、カルトスイッチオン!半田くん「そうですね、初期が好きなんですよ。百恵さんの後期よりも前半のね、作家陣で言うと(でた、作家陣!この言葉が半田ワールドの入り口!)、宇崎竜童さんとかが後半書かれ始めたじゃないですか(山ちゃん「ああ、阿木曜子さんとか」あっ、山ちゃんがくらいついたぞ!頑張れ、山ちゃん!)、あの以前の、つまり千家和也さんや戸倉俊一さんが書かれていた頃の!…あの、分からなければいいです。」ここらあたりから、newnewが半田くんについていけなくなってきます(笑)山ちゃんは、「スゴイ、カルトだ!」と半田くんが手強いことに感づく(笑)(加速する半田ワールドに、スタジオのスタッフが笑ってる!うけてる!
  百恵ちゃん以外にお好きな方は?と話を向けられて、「尾崎紀世彦さん」と返答。山ちゃん、しずちゃん、杉本アナは3人揃って「あああ〜」、newnewは「誰?」の嵐。半田くん「名前ぐらい知ってるでしょう」(イントネーションが関西弁なんよね。個人的には、ちょっと面白かったんですよ)一番好きな曲は「さよならをもう一度」。「また逢う日まで」の次にヒットした曲らしい。「さよならをもう一度」がスタジオに流れ、山ちゃんが一節だけ歌って欲しいとリクエスト。半田くん、最初は「エッ!」と驚くも、流れる曲にあわせて熱唱。歌っているうちにボルテージが上がったようで、顔つきまで尾崎化(笑)山ちゃんが「半田さん、半田さん!」と止めても、なかなか止まらない。半田くん、爆走!(笑)杉本アナに「壊れちゃいました、完全に」、山ちゃんに「完全に尾崎さんが憑依してましたよね」と言われる。しずちゃんも喜んでるようだった。半田くん曰く、「表情までうつっちゃいます」だそうです(笑)それをうけた山ちゃんのコメント「確かに〜!口の動きとか、セクシーでした」(えっ?セクシーだった?山ちゃん、コメントに困ったからといって口からでまかせはいかんよ(笑))ボルテージの上昇した半田くんの尾崎化でスタジオを騒然とさせて、このネタは終了(尾崎化と書くと、豊と勘違いしそうな人がいそうだ。尾崎は尾崎でも、紀世彦ですよ!みなさん。半田くんの場合は、肉体年齢で判断してはいけませんよ!

〆万博大好き♪
  次のネタは万博。山ちゃんが「万博が大好き?」と意味が分かってないように、フリップを読み上げる。半田くん「はい!万国博覧会(万博をわざわざ正式名称に換言した!!めくるめく半田ワールドの到来の予感!!)。今年、行われてましたね。愛知博。ちなみに、愛知博には、ボクは、今年7回行きました」またしても"7回"でスタジオの度肝を抜く(笑)何をしに行くんだと、疑問が飛び交うスタジオ。そもそも70年に開催された大阪博が好きなんだと告白すると、まだ生まれてない!とnewnewから複数の突っこみが。さすが関西の女の子。芸人でなくとも突込みが速い。半田くん「ボクにとって、生まれているか、生まれてないかは関係なくて」(出ました。半田名文句です。)愛知博はとりあえず期間限定なので、正直、面白いか、面白くないかは分からないような感じだけど、とりあえず行っとけ、行けば何かあるやろう、ということだそうです(半田くん、正直やなあ)。
  ここで、半田くんが万博で撮ってきた写真を披露。山ちゃんやnewnewが「見たい!見たい!」。1枚目 マンホール。スタジオ中が驚いた様は、お伝えする必要はないと思います(笑)この写真は、歩いているうちに、勝手にシャッターを押してしまったという哀しいハプニングではないんですか?と尋ねる山ちゃん。このボケに、冷静沈着な切り返しをする半田くん。「哀しいハプニングじゃなくて、これは紛れもなくマンホールなんですけども〜」マンホールは、万博会場は期間が終了するとパビリオンなどは壊されるが、マンホールはそのまま残り変わらないから、写真におさめてきたそうです(この説明してるときの半田くんが、めっさ嬉しそう(笑))。山ちゃん「へぇ〜、スゴイ目線ですねぇ。そんな目線で万博楽しめるとは、思ってなかった!」
  2枚目 冷房中。店のドアのところに、「冷房中」と店名よりも大きく書かれている。半田くん「一見、普通と思われるかもしれませんが、この2005年の世の中で、冷房をアピールするって珍しくないですか?」「どこいっても、お店でも、電車の中でも、冷房がきいてる中で、冷房中ってわざわざ書いてるというこれは、ちょっと発想が…。現に会場内って、本当に熱くって、屋根があるところも少なくって出すね、確かに、これが書かれてある建物に吸い寄せられるんです」「普通に東京や大阪ではありえないような看板ですよね」(これ、分かるわあ。半田くんとは、ちょっとシチュエーションは違うけど、札幌で似たような経験をしたことがあります。実は北海道では、例年クーラーがなくとも夏は涼しいので備えられてません。それなのにもかかわらず、北海道がなぜか日本列島で一番暑かった夏がありまして、おかげで、店内も暑くてたまらなかったんです。そんな中で、"冷房きいてるよ!!"といって客を呼び込んでる店がありました。ボクも、ビックリしましたね。ありえねぇって(笑)ええ、ボクはその呼び込みの誘惑に負けて、その店に入っちゃいました。冷房中という看板が有効なときってあるんよね)山ちゃん「マニアックですねぇ、目線が。ほぼね、半田さんなんか、タモリ倶楽部みたいな感じですよ」(すでに3回経験済みでございます。半田ファンなら、ここでニヤリとしたはず)この紹介の後、半田くんの大阪万博グッズのコレクションを紹介して、このネタは終了。

〆高層ビル大好き♪
  半田くん「だんだんタモリ倶楽部なってきますけども」(というか、このネタでタモリ倶楽部に出たくせに(笑))半田くんが高層ビルを見上げるのが好きだときいて、山ちゃんが「こらあ、ちょっと半田さん、ぶっ飛んじゃってますねぇ。だいぶ」半田くん「うん、ぶっ飛んでいけっていう風になってるんで、ぶっ飛ばさせていただきますけども」(もしかしたら、マネージャーさんがガンガン行けと煽ってるのかな?(笑)いいよ、いいよ。そのままGOだ!
  半田健人の好きな高層ビルベスト3を紹介。第3位 神戸商工貿易センタービル。「おめでとうございま〜す!!なんと神戸商工貿易センタービル、第3位にランクインでございます!」とがんばる山ちゃん。今となっては高層ビルというよりは中層ビルというぐらいの高さだけど、関西で最初のビルということで、その痕跡をかっての第3位。山ちゃん、爆笑。半田くんは本気ですよ(笑)
  第2位 新宿住友ビル。ここで、しずちゃんが重き口を開く!「さっきと一緒やん」(笑)山ちゃん、慌てる。「そんな身も蓋もないぞ、それは!」半田くん「そう、思われる方は、それで構いません!あっ、でもね。あのぉ、オレの好きなやつは割と似てますね。うん、だから、そんなに差はないかなと思いますね」(相手と意見をすり合わせるものの、決して同じとは認めないぜ、半田くん(笑)
  第1位 京王プラザホテル。newnewから「普通と一緒」「喜べへんわ」と連続の突っこみ。それをうけての半田くん「これはごっつ違いますよ。なんでかというと、オフィスビルだったんですよ、さっきまでのは。これはホテルですから」(ここで、ボクはゲラゲラと爆笑。ビルマニアならではのコメント!ええ、納得しましたよ。このコメントを、山ちゃんがうまく捌けなかったですね。頑張れ、山ちゃん。newnewの誰かが「どうでもええねん」と突っこんでましたが、これにはボク的にはカチンときましたね。言い方が気に食わない上に、突込みにもなってない)京王プラザホテルが好きだとずっとしてたら、念願かなって、京王プラザホテルでイベント(KENT in person)が出来るようになったことを話してました。このことに、スタジオ中が食いついてました(笑)これでこのネタは終了。そして、トークコーナーも終了。

■newnewのロケコーナー
  半田くんは、引き続きスタジオに残り、newnewのロケのVTRを見ます。VTRに対して、ちょこちょことコメントしてます。VTRが終わると、VTRで紹介したアップルパイをスタジオで食しました。半田くんは、「甘いものが好きなんでね、スゴイおいしいです」と、頬張ってました。

■山ちゃんのコーナー「モバイル世論調査!やまざと好奇心」
  携帯サイトを利用したアンケート調査。山ちゃんが、今回のテーマは「恋愛的世論調査」と紹介。このとき、欧陽菲菲「ラブ・イズ・オーバー」が流れる。(半田くんの表情がぜひ見たかった!反応したんやろうか? )「異性からもらって困ったプレゼントは?」のトップ3を性別ごとに紹介して、それにコメント、という流れ。半田くんがコメントした部分だけピックアップします。
  男の第3位 花束。半田くん「気持ちとしては非常に嬉しいかもしれないですけど、花を家に置く習慣がボク自身ないもので、割とどうしようかな…というのは正直あります。嬉しいですけどね。ただ、花のその後を考えると…」山ちゃん「そうですねぇ。自分の意思とは関係なく、ドライフラワーになってますからね」半田くん「虫も来ますからねぇ(ボソッ)」(ボソッと付け加えたのが、ボク的にはツボだった。虫が来るまでほっとくかあ?(笑)完全に腐ってるよね、それ(笑)
  男の第2位 趣味の合わない服。半田くん「やっぱ服は自分で選びたいですね」
  少数意見 犬。半田くん「犬とかは、犬の責任があるじゃないですか。責任と言うか、その後が。また花と一緒ですよ!(犬と花の共通点に気がついたらしい(笑) )その後があるから、もうそういうのはちょっとお断り。その犬にも申し訳ないし。犬は好きですけど、突然の予期せぬプレゼントはちょっと困りますよね」(万博や高層ビルから一変して、newnewから同意を得られてる(笑)半田くんの意見は至極まっとうです
  男の第1位 手編みのマフラー。半田くん「ボクは嬉しいですけどね。普通に。ましてや、好きな女性からもらったら尚更ですしね。ただ、友達やと思ってた方とか、そういう風に思ってた人からもらうと、ちょっと重い気はしますよね」newnew「恋人やったらいいでんすね?」半田くん「そうですね。恋人やったら全然。むしろ、嬉しいかなと」ここでしずちゃんがニヤァ〜としてたらしく、山ちゃんに指摘される。しずちゃん「このクリスマスは、(半田くんに)編んだろうかなあと思ってな」半田くん「あはぁ〜(笑)楽しみにしてますんで」やまちゃんに拒否権は2回まで行使できますがと聞かれるも、「いえいえ、とんでもない」と言って、半田くんは行使しませんでした(笑)半田くんは終始しずちゃんに優しかったです。

■エンディング
  山ちゃん「今日はどうでしたか?」半田くん「自由に喋らせて頂いたなという感じで…はい」山ちゃん「まだまだたくさんあるんじゃないですか?」半田くん「まだまだ、いろんなものをもってますんで、また、是非機会がありましたら…」(まだまだあるのか(笑)確かに、あるかも )ここから、半田くんのコーナーを作ってもいいぐらいだという話になり、その代わりに山ちゃんのコーナーをつぶそうと杉本アナが提案してました(笑)
  newnewが半田くんに「大阪にある丸ビルはどうなんですか?」という質問がとびました。半田くんいわく、時代的になかなかいいものだそうです。(えっ、時代的にどういう意味? )別のnewnewから「六本木ヒルズとかあんまり?」という質問があり、ヒルズや都庁はあんまりだと答えてました。(何で?フラットじゃないからだろうか?その理由を突っこんで聴きたい!ここでの半田くんはまるで先生のよう(笑) )このやりとりをみた山ちゃんは、「若者がビルの話で盛り上がってる!こんな現象、初めてです」と言ってました(笑)最後、しずちゃんが「高層ビルを見上げるのが好きな半田さんに、是非私も見上げて欲しいです」と上手くコメントで〆て番組終了。半田くんが「上手いですね!」と言ってました。

  以上です。深夜に繰り広げられた半田ワールドを感じ取っていただけたでしょうか?誤字脱字などがありましたら、BBSで知らせていただけたら嬉しいです。放置しておくと恥ずかしいので。では、これにて幕です。お粗末さまでした。(05.11.07up)      


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