日記「正しい恋愛のススメ」



第30回
  最終回。博明は、玲子と美穂の二人にふられて、イギリスへ旅に出る。まあ、1年後に帰国するわけですけど。ああ、何とコメントしていいのか分からないです。まさか最終回で、ずっとコントを見せ続けられるとは、思ってもいませんでした。博明が二人にふられる以外に、終わりようがないだろうと思ってましたが、こんな形でそうなるとは…。まるで打ち切りが急遽決まったかのような展開。玲子は、劇中劇どおりならば、クライマックスの状態で、綺麗なままで、博明と別れたかったということですか?あれだけ、後悔は死ぬときにするとか何とか、豪語してたのに。美穂が博明をふったのは、もっと分かりません。アホな踊りをする美穂にムカムカしたり。もしかして、単に譲り合っただけですか?でも、今までの描写から考えると、それはありえないですよねぇ…。盛り上がりも何も、あったもんじゃありませんでした。
  玲子に別れを告げられたあとの博明は全く描写しないし、もはや玲子・博明・美穂の心理描写のさじを投げたようにしか見えないんですが…。怒りを通り越して脱力。なんだったのか、ここ数週間。毎日、感想を書いてたこと自体が、恥ずかしくなってきました(笑)このドラマは、結局、"人"を描く気がないんですね。もしくは描けてない。登場人物が息づいてない。"心"に最低限のリアルさと一貫性がない。ポップの中にシリアスがあるから、ポップが余計引き立つのに、ずっと無理やりポップになってしまった。果てには、人の心までポップにしちゃって。
  最初は博明と玲子の恋愛の話かと思いきや、終盤は玲子・美穂・原田のホームドラマにスライドしちゃってましたね。そのため、博明の心理描写があまりにも疎か、スカスカで、酷いですよ。おかげで、博明の"ジェントルメンになる宣言"は、ふられたことによる成長の証のつもりなんでしょうけど、全く説得力ありません。これは、ウエンツくんが可哀想です。
  護国寺は、結局、小説家になり、M企画を原田先生から引き継いだんですね。彼はまだ大学生ですよね?凄まじい才能だ(笑)半田的ベストショットは、「はぁ〜?何だよ、ジェントルメンって」。護国寺と久美子に関しては、ちゃんと完結まで描けてたなあと思うんですよね(護国寺の立ち直っていくプロセスまであれば完璧だったんですけど)。心の揺れも分かったし、そこに護国寺と久美子という2人の登場人物が息づいてた。なぜ同じようなことが、博明・玲子・美穂に関しても出来なかったのか、不思議で仕方がない。護国寺・久美子以上に、時間を割くことができたのにもかかわらず。博明と玲子は好きじゃなかったんですけど、それ以上に、どういう人なのか、掴めないというのもありました。ボクは、ドラマなどをみるときは、それぞれの登場人物がどういう性格なのか、頭の中で組み立てちゃうんですね。そうしないと、感情移入が出来ないどころか、何を考えてるのかも分からない。どうも博明と玲子の描写は散逸してたような印象があります。その点、護国寺や原田先生、美穂はぶれがなく、心が把握できました(美穂に関しては、最後の最後で全く分からなくなりましたけど)。
  まとめようがありません。どうしましょう(笑)ドラマがまとまらなかったんだから、感想もまとめる必要がないと開き直ることにします。みなさん、お疲れ様でした!!
  半田くんは、このドラマを通して、着実に一歩ずつ俳優の階段をのぼってることが実感できました。台詞回しも安定してきて、表情のバリエーションも増え、表現力もついてきました。そして、より深く役をつかめるようになってきたんだなあと思いました。例えば、コミカルな演技でも、素でコミカルになるのではなく、護国寺としてコミカルになるんですね。護国寺らしいコミカルさ。他に、食べ方も正に護国寺でした。などなどです。護国寺という一人の人間が、半田くんの脳内で構築できてるんでしょうね。半田くん演じる護国寺は、持ち前の落ち着いた雰囲気がうまく作用し、味のある人物に仕上がってたと思います。護国寺はとても優しくて良い奴でした。好きになれないキャラが多い中、彼だけは好きになれました(笑)半田くん、お疲れ様でした。護国寺、とても良かったです。
  これにて日記「正しい恋愛のススメ」は終わりとなります。お粗末な感想でしたが、読んでくださった方、ありがとうございました。では、これにて幕。

第29回
  最終回のための準備段階みたいな回。最後、玲子が博明に別れを突然切り出したのは、驚きました。最終回を見てからじゃないと、玲子の真意などが分からないので、今は感想を保留。だから、今日は書くことがないんですよ(笑)
  博明が、美穂を好きでもないけど、とられるのは嫌だといってましたが、それはそういうものかもしれない。
  今日の護国寺ですが、以前の「嘘を守れない人種」といい、今回の「出世するための第一条件」や「動物学的上の甘え」といい、彼はどこからそんな知識を仕入れてくるんだろう。歩くビジネス書みたいな奴ですね。博明と仲直りして(護国寺が上手かったのか、それとも博明が素直なのか、分からないっす)、いつもの関係に戻ってました。その方がしっくりきます(笑)二人の掛け合いは、息があってて良い感じですよ。もっとこの2人のシーンがあっても、よかったと思うんですが。半田的ベストショットは、「んなもん、あるわけねーだろ」。博明を馬鹿にしたような、ま表情なところがいいなあと思いまして(笑)あと、甘えの説明の台詞回しなんか、雰囲気が出てて好きですけどね。
  追伸 博明と護国寺が食べてた盛り蕎麦、盛りすぎじゃなかろうか?
  追伸2 「甘え」という概念は、確か、日本にしかないんですよ。

第28回
  前もって言っておきます。今回の感想は、今までと比べたら、ほんの少しだけ攻撃的に仕上がっております。
  うーん、無駄に1回費やしたような回。本当は、博明の成長(してるらしいですよ。ボクには分かりませんが)が描かれた回だったんだと思います。そして、博明と護国寺の関係がこれで一区切り。博明と護国寺にとってかなり重要な回なんだろうと思いますが、全く印象に残らない状況に陥ってしまいました。とりあえず、洸ちゃん、君は博明に人間として勝ってるから大丈夫。
  ここにきて、脚本や演出に大きな疑問がわいてきました。「秋のボレロ」打ち切り騒動が、あっという間に収束。福井の嘆願で上層部の怒りがいとも簡単におさまるとは…。結局は、玲子・博明の関係が明らかになるきっかけに過ぎないわけで、想像妊娠といい、お粗末ですね。これは原作どおりなんでしょうか?もっとうまいやり方があるだろうに。
  博明と護国寺のシーンは、博明が護国寺に対して、ある意味、初反論であって、自立的な意味があります。これまでの流れ的には、博明・護国寺両者にとってかなり重要なシーンだと思うんです。されど、下手にコントのように仕立ててあるから、全然重みもなく、普通の一場面のように過ぎてしまった。軽いテンポで展開するのが、このドラマの売りだと思うんですけど、重要なシーンまで軽いノリですましちゃうのって、どうなんでしょう。まあ、これまで博明と護国寺の友情を描く気があまりないようだったので、軽く流されても不思議ではないんですけど。それはいいとしても、もっと事実が暴露されてからの博明の様子を、細かく入れていくべきだと思うんですよね。原田と玲子のやりとりなんて、さして重要でもないシーンに、時間を割いてるぐらいならば(「秋のボレロ」打ち切り会議も無駄な時間だと思います。所詮はきっかけのために起こされたアクシデントの後始末に、あれだけの時間を有するなんて、馬鹿らしすぎる)。
  更に、玲子と護国寺のシーンは、護国寺の敗北宣言(これも、全く理解できませんでした)という重要なシーンだと思うんですよね。ここが、なぜ玲子視点の演出なのか解せない。玲子にとってはそれほど意味のないシーンで、護国寺にこそ意味のあるシーンだと思いませんか?博明と護国寺の関係に大きな変化と、一つの結果がでたわけですから。玲子が博明の成長を実感するのって、それほど重要ではないですよ。これまでに、何度も描かれてるわけで。まあ、先ほどと同じで、護国寺と博明の関係を描く気がないから、こんな形になってしまうんでしょうけど。
  時間配分がいまいちだと思うし、メリハリもない。博明や玲子は好きになれませんが、ドラマ自体は良いと思ってたし、脚本や演出にも文句はなかったんですけど、ここ数回は、かなりガッカリです。演出家をつかまえて、演出意図を問いただしてやりたくなりました。
  罪悪感もへったくれもない玲子がますます嫌いになり(開き直ってるのは、玲子のキャラ的には正しいですけどね)、口だけは一丁前な言動不一致男・博明にうんざりしました。あれだと、まるで護国寺が追い出したみたいじゃないか。もっと言いたいことはあるけど、これだけで我慢。
  護国寺は、基本的には好きなんですけど、玲子に一目おき、玲子に感化される博明をもってして成長してると感じるところには、甚だ疑問です。ここだけは、いくら洸ちゃんでも、分からない(笑)更に言うと、博明に人間的に負けてるという考えに至ってしまうのも、全く分からない。博明に、護国寺がまるで愛を知らない寂しい奴だと言われてるようで、腹立たしかったわけですが、もう博明はどうでもいいです。悲劇に酔って、勝手好き放題にやりなさいな。とりあえず、博明に、"人間は駒じゃない、心で動くんだ"宣言、つまり、"人の話には耳を貸しません"宣言をされてしまった今、これで護国寺のドラマ上での役目は終わったかなあと思いました(というか、久美子が逝ってしまった時点で、8割方は終わってましたね)。あとは、少しでも護国寺が映ってくれることを祈るだけ。久美子や菜都のことは、もう期待してません。今更、だされてもとってつけたようにみえるだけですしね。半田的ベストショットは、囲碁研Tシャツをもって「着るんですか?」

第27回
  美穂が、カズちゃんは自分の父親であること、そして、玲子と博明の関係を知ってしまう回。美穂の頭に、一気に詰め込みましたね(笑)カズちゃんの件の知られ方に文句ないですけど、博明と玲子の関係がばれてしまうきっかけが、あまりにも唐突であっけなくて、想像妊娠に続いて拍子抜け。
  玲子は、博明に相談もせずにばらしてしまいましたね。ここまできたら逃げようもないですが、相手あってのことなんだから、せめて博明に相談しないと…。あれだけ共犯者だなんだと、相手を一方的に縛り付けておきながら。どこまでも勝手で非常識な女・玲子。こんなアクシデントでばれるのではなく、博明の口から自発的に明らかにして欲しかったなあ。博明の成長を最も端的に表現できる行動なのに。結局、自分で決断できなかった。残念。
  玲子と博明、そして順子と京香の関係が、ゴシップ誌にすっぱぬかれちゃいましたが、博明・玲子よりも、順子・京香が暴露されたのが可哀想ですよ。そっとしておいてあげて欲しかった。
  カズちゃんと美穂は、何の拒絶もなく一件落着。これ以上、こじらしてもね。カズちゃん、おめでとう。
  今日の護国寺は、カズちゃんこと原田先生のお助けマンでした。縁の下の力持ちらしい働きで、ドラマの良心として、きっちり機能してました。まさか、こんなに頻繁に小袋スーハー(勝手に命名)が登場するとは。今から考えるに、あの不自然なほど説明的な医者の台詞は、このためだったんですね。もはや、護国寺はその手のエキスパートの域にすら達してるはずですよ。半田的ベストショットは、つまらなさそうにニンジンを食べる護国寺(笑)あれは、まさに護国寺の食べ方だ!(笑)あと、「(美穂ちゃんに)もう二度と会えないよ!」と原田先生を鼓舞するところ。表情もよく、台詞回しも好きです。護国寺っぽいなと思いまして。

第26回
  玲子のオメデタ疑惑は、ただの疑惑で終わった回。想像妊娠って…。先週末、あれだけ煽っていたオメデタ疑惑が想像妊娠であっさり済まされちゃったから、最終週で、これから盛り上がっていかないといけないのに、何だか一段落ついちゃった…。あと4回しかないんですけど、これからどうやってクライマックスにもっていくんだろう?次回は、美穂が原田が自分の父親であることに気づくことを描きそうなんです。そうなると、あと3回。うーん、これは美穂が博明と玲子の関係を知らないまま、終わるという可能性がありますよね。美穂が事実を知って、それから物語を展開をするには、残された時間が短すぎる気がします。どうなんだろう?
  想像妊娠で、自分的にはどことなく盛り下がったんですが、グチャグチャなのに軽い感じがする、このドラマ的には、その方があってる気がします。本当に妊娠してると、最後は必ず誰かが傷つかなければなりませんしね。
  今日の護国寺は、いつになくコミカルでした。これは護国寺だけではなく、ドラマ全体がそうだったんですけど(劇中劇がアメリカのホームコメディのようになっていて面白かったですが、ちょっと長すぎると思ってしまいました)。どんな顔して、明太子の悪戯を考え、実行したのか(笑)今日のベストショットは、明太子を食べる護国寺です。あれは確かに護国寺の食べ方だ(笑)

第25回
  美穂の決意と、玲子のおめでた疑惑の回。あまり書くことがないです。美穂の愛情は重たすぎるけど、ここまできたら博明は、美穂のことは嫌いになってないなんて中途半端なことを言わず、宇宙の果てまで逃げてやらないと駄目。それこそが優しさ。博明は、傷つけるのにおびえてるのではなく、悪者になるが嫌なだけなんではないかと思えてくる。
  玲子は、おめでたが事実ならば、間抜けすぎるかもしれない。博明に、あれだけ完璧に共犯を遂行するように言っておきながら、本人がこのザマでは…。「後悔ならまとめてする」はずが、さすがに子供を産む前の地獄には、躊躇しましたか?言うことだけは一丁前の人になってきました。
  護国寺相談員は、前回は原田先生に、今回は博明に。いずれは、恋の悩み相談で、美穂にまで出張するんじゃなかろうか。原田先生の本意を博明に伝えてやると、博明は恐らく幾分は楽になるんだけど、そうなると、原田先生が辛くなる。まあ、言えないですよね。半田的ベストショットの該当はなし。回想シーンの半田くんはカッケーですが。どうでもいいですけど、護国寺とゲームが全くあいません。
  追伸 博明の携帯メモリー、レオごんって…(笑)
  追伸2 博明の携帯メモリー、ROMANSって一体?(笑)

第24回
  原田先生の謀に玲子がぶちきれた回。今までのなかで、最もストレスが溜まった回かもしれません(笑)玲子が主義主張を訴えたら訴えたぶんだけ、ストレスゲージがグングン上昇。
  玲子は、もういいです。原田先生に父親面するなだ何だといってましたが、娘の男を奪い、影で裏切り続けてる女が、母親面するかよ。チャンチャラおかしい。「後悔だったら、死ぬ時まとめてするわ」ですって。けっ。そりゃあ、玲子は欲望の趣くままに行動したんだから、それで良いかもしれないけど、とばっちりを食らった方はそうはいかないっつぅの!自分の言葉に酔ってんじゃねぇ!!
  ああ、博明も鬱陶しくなってきたなあ。メソメソ泣いてるんじゃない!この場合、泣いていいのは美保だけ。博明も心苦しかったかもしれないけど、いずれは通らなければならない道。博明のケジメ。これまでやることはやっといて、いざケジメとなったら傷心の風を装うんじゃない。せめて表面は毅然としなさいな。大体、玲子の前での君は、小学生か中学生かよ。これが原作どおりの高校生という設定なら、まだ許せるんですけどね。そもそも、何で美保よりも博明の方が傷ついたことになるのか、さっぱり分からない。いい加減な慰めをするな、玲子。
  原田先生の作戦に玲子が怒るのは分かるんです。そもそも、原田先生の作戦は、回りくどすぎませんか?普通に、博明に美保へ別れを切り出させたら良かったんじゃないのかな。そうすれば、博明も嘘ではないんだから、幾分は気が楽でしょうし、美保の受けるショックもまだ軽い。それでも、美保が諦めないのならば、今回の作戦決行でも仕方がないですけど。それとも、護国寺が指摘したとおり、玲子と博明を別れさせるための作戦だったんですか?でも、この作戦が成功したところで、二人の関係に影響があるようには思えないしなあ。よく分かりません。
  最近の護国寺は、その卓越した洞察力と理性で、みんなの人生アドバイザーのようになってますね(笑)原田先生が博明に嫉妬してるのは、全く気がつきませんでした。あと、やはり美保が自分と同じ状況になってしまうことを気にしてたんですね。護国寺は他人を思いやれる優しい男です。半田的ベストショットは、原田先生が「玲子を愛し続けろ!って」と叫んでるときに挿入された表情かな?

第23回
  今回は、何があったかなあ…。原田先生が完全に状況把握したことと、その原田先生の差金だと思いますが、M企画の仕事中の博明を美保が目撃してしまったこと。前回、今回と、ドタバタを楽しむ回ですね。
  「どんなことしても玲子の傍にいたい」と願う博明に、どれだけ共感できるかがポイントですよね。ボクは、冷めて見てしまってるから、恋に酔って、駄々をこねてるようにしか思えない。博明が「どんなに美保を傷つけるか分かってる」と言ってましたが、本当に分かってるのか疑わしいですし。背徳の恋愛が嫌いなわけじゃないです。「愛のソレア」の洋一と美保は応援できました(恭一と美保は駄目でしたが)。この2人は周囲のエゴの被害者で、散々傷つけられてきたから、多少は誰かを傷つけて結ばれたとしても、罰はあたらないんじゃないかと思ったんですね(結局、別れないといけなかったのが納得いきませんでした)。でも、玲子と博明は、少なくとも被害者ではないし、どちらかというと自分たちで問題をこじらせているような印象があるんですね。不誠実で、快楽まっしぐらといいますか(洋一は、問題発言もありましたが、誠実でした)。そうか、この2人は不誠実だから、好きになれないのかもしれない。うん、そうだ。そうに違いない。何だか分かった気がします。「愛のソレア」が未見な方には、全く意味不明な内容になってしまってすみません。
  ここ最近、護国寺の発言には、スッとしっぱなしです(笑)そうだ、そうだ!「共犯者になってくれ」なんて言う女なんか好きにならんっつぅの!博明も性質の悪い女にひっかかったもんだ。護国寺の好感度がぐんぐんupしてます。唯一まともだし、男前な考え方。護国寺の言葉には、一途な恋愛観がよく表れてました。護国寺もまた誠実なんですよね。だから、いい。今日の半田的ベストショットは「許されぬ仲というのが〜」のところかな。今回は、コメディとシリアスのメリハリが利いてました。
  追伸 「許されぬ仲というのが、一番夢中になれる」って、いわゆる「ロミオとジュリエット効果」ってやつですね。本当にあるんですよ、心理学に。キャッチーで分かりやすいですが、馬鹿な名前をつけたもんです。
  追伸2 明るいオカマさんたち、気に入りました。また出てこないかなあ。

第22回
  今回は、原田先生の暴走。原田先生と美穂の会話シーンが良かったです。原田先生の父親としての気持ちがよく表れてました。ああいう場合、子供(今回は美穂)が明るければ明るいほど、父親にとっては嬉しくもあり、辛いんですよね。余計、何かしてあげなくてはと思ってしまうもんです。
  博明と玲子は、囲碁研トリオに目撃されたり、そして今回といい、完璧に隠し通すつもりの割には、かなり無防備ですよね(ガードが強すぎるとドラマは成立しませんが、それにしてもね…)。護国寺が秘密を守れない人種として馬鹿と小心者をあげてましたが、彼らは馬鹿に該当するんじゃなかろうか?
  今回の一件で、博明は原田先生も心を痛めてるのは分かったわけだから、美穂と別れなさいよ。玲子との関係を維持するために、博明は、美穂と"形だけ"のつきあいをしてるわけで、それは、博明の心が完全に自分の方に向いてることを知ってる玲子も分かってる。そして、玲子は美穂を傷つけることになっても仕方がないと考え直したはず。博明にとっては、美穂は玲子との関係維持装置でしかないことは、彼女にとってはあまりにも残酷で、それならば、多少は傷つけることになるかもしれないけど、美穂とは別れ、完全に陰に隠れて、玲子と愛し合えばいい。原田先生も、楽になるはず。これで上手くいくと思うんだけどなあ。
  美穂は、キンキンとした声は苦手だけど、基本的にはいい子ですよね。久美子亡き今、実は、護国寺と美穂の会話が、一番まともにみえます。
  原田先生のストーカー行為は、あっさりばれましたね(笑)露骨な赤い布といい、不用意に机の上においてあった写真といい、本人が隠す気がありませんでしたし。でも、その方が陰湿じゃなくて、爽やかで良かったと思います(ストーカーを爽やかと表現するのも変な話ですが)。
  順子と京香、玲子と博明、この2組を、許されないカップルどうしとして、並べました?もしそうだとしたら、同じ許されないでも、本質的には全く違いますからね。順子と京香は、何も悪いことはしてません。ただ、環境が許さないだけ。玲子と博明は否があるんです。
  今日の護国寺は、原田先生のケア役でした。キシキシと軋む今の状況を、護国寺が何とか支えてますよね。荒れる原田先生や、その姿を目の当たりにして心を痛める護国寺の後では、玲子と博明が能天気に見えてきます。今日の半田的ベストショットは、「何とかしなきゃ」と悩む原田先生を心配する表情。裏ベストショットは、足裏写真で喜ぶ囲碁研トリオにゲッソリした顔(笑)
  追伸 あの赤い布は、護国寺が一度に全部バサッと落とす予定だったんじゃないですか?中途半端に残ってましたが。

第21回
  今回は、博明と玲子の秘密の関係を隠し通すのに無理が生じてきたのが、描かれてました。博明と玲子のピンチを機転を利かして切り抜けてやったり、博明のために玲子に話をつけに行ってやったり、と何気に護国寺の優しさが、全面的に出てた回でした。
  前回、「美穂を傷つけたら許さない」とふざけたことをぬかした玲子に、護国寺がガツンと言ってくれたのはスッとしました。やはり、このドラマでは、護国寺が一番まともだし、優しい。原田先生も壊れてきたし…。ストーカーな原田先生は面白いけど(笑)危険には違いない。今後、原田先生の動向に注目。それはさておき、玲子ですが、"母"ではなく"女"であることを選択したようですね。美穂は傷ついてもよいわけですかあ。すごいなあ。この人、年を重ねてる割には、えげつなく刹那的な考え方。もしばれたら、その後の親子としての関係がどのようになるのか、考えないんだろうか?まあ、ここで"母"を選択されたら、それで物語は終わってしまうわけですが。
  護国寺は利口ですよ。確かに、嘘をつくのなら完全にするべきで、物事をよく知ってる。更に、博明は、玲子の「共犯者」の提案に、丸こめられてしまいましたが、護国寺は、その不公平さをしっかりとついてきましたからね。そして、優しいです。クールなフリをして、結局は博明のために動いてる。玲子にその「共犯者」発言についても、博明が護国寺に漏らしたのではなく、護国寺が博明から聞き出したと言ってますし。細かい気配りですよ。玲子のイメージが加速度的にダウンするのに反比例するがごとく、護国寺のイメージはどんどんアップしてます。博明のために動く以外にも、荒れる原田先生の傍にいてあげたりと、護国寺は本当に献身的いい奴です。
  今日の半田くんは、持ち前の年齢に不相応な落ち着きが、玲子とのシーンでよくいかされてたように思います。玲子と対等でした。チャペルでの危機一髪なシーンでは、様々な表情が見れて面白かったです。驚く表情のパターンが増えてきたなあ。と、色々と見所はあったんですが、個人的には、「秘密を守れない人種を知ってるか?馬鹿と小心者」と言い放ったところが好きですね。クールで。男前なショットは、「今日帰れないから」のドアップでしょう。酔いつぶれ原田先生、哀れ(笑)
  追伸 護国寺に原田先生の状況と処置を説明してる医師の口調が、妙に気になりました。
  追伸2 美穂が鈍感すぎませんか?

第20回
  今回は、原田が、美穂は自分の娘であり、博明の彼女であることを知ってしまったところまで。原田社長が面白くなってきました。博明と玲子に共感できないボクは、この人に注目だ!
  玲子「美穂を傷つけないで!」えええ!自分のことを棚にあげて、何それ?今更、中途半端な母性を発揮されてもなあ…。そもそも博明に二股を選択させたように見せかけて、実は自分がそう仕向けたようなもんだろう?自分を選ぶという自信があったくせに。本人の知らないところならば、何をやってもOKってか?玲子がしているのは、美穂名義の"傷"積立貯金ですよ。引落日は、美穂に玲子と博明の関係がばれたとき。裏切りを重ねた分だけ、ばれたときに美穂に与える傷は大きくなる。今は傷つけてなくとも、将来確実に傷つけることになる。第2話で、ワインを勧めた護国寺をいさめたときにも感じましたが、本人は悟った風だけど、実際は、相手の気持ちを考えず、持論を押し付けてるだけの、唯我独尊人間。こういう人間は性質が悪い。玲子は、物語が進めば進んだぶんだけ、印象が悪くなる。
  博明は、玲子の高圧的な態度に、何とも思わないんだろうか?ここまでくれば、優遇された奴隷のようですよ?猫なで声やあまりにも従順な態度は、15・16歳ならまだしも、20歳あたりの男では辛いよ。反乱、起こしちまえよ。思い上がった玲子に、自分が一番ではないことを気がつかせてやれ!
  今日の護国寺は、出番は少なかったですが、原田社長に状況をゆっくりと言い聞かせているのが、面白かったです。起きていることは笑い事じゃないんですけどね(笑)護国寺は本筋に大きく絡むことはないと思いますが、自分本位なキャラばかりのなかで、彼は心休まる存在となってます。囲碁研トリオもいいな(笑)

第19回
  今回は、美穂が自分の父親に興味を持ち始め、博明と玲子は密会を続けるという感じ。今後、原田社長が物語に大きく絡んできそうな気配です。
  博明が玲子に甘えるんですが、それがちょっと気持ち悪くてうけつけません。20歳過ぎてても、甘える人はあんなもんなんですかね?沈む美穂や護国寺のあとに、のんびりと談笑してる玲子と博明をみてしまうと、何てお気楽な人たちなんだろう…と思ってしまいました(笑)この2人は自己中心的過ぎて、やっぱり応援する気にはなれないですね。博明は自分と出会ったことが幸運だと玲子が言ったのを聞いて、鼻で笑ってしまったのは内緒です。
  博明が美穂に刺されても仕方がないとか言ってましたが、イライラしてきました。博明はどうやら悲劇(ボクは博明と玲子の関係が悲劇とは全く思いませんが)に酔ってますね。この発言は、自責のようでいて、単なる行為の美化であり正当化ですよ。博明は美穂に罪悪感なんか感じちゃいません。口先だけです。本当に苦悩するのならば、あんなに玲子とのん気に談笑できません。博明は、己を持つようになってきましたが、決していい成長の仕方をしてるようには思えません。護国寺が博明の変化に驚くたびに首を傾げてしまいます。
  護国寺は、まだ久美子のことを吹っ切れてなかったんですか。普通に考えたら、吹っ切れてるはずがないんですが、久美子が亡くなった回以後、全くその手の描写が無く、普通に護国寺が存在してたので、もうあっさり立ち直ったのかと思ってました。心では泣いていても、人前ではクールな姿勢を崩さないのが護国寺のスタイルなわけですね。護国寺の性格を考えたら全然おかしくないですが、先週の金曜日から久美子の件をほったらかしで、今回、突然悲しみにくれる護国寺を持ってこられても…。裏と表の護国寺を、もう少し継続的に描かないと駄目だと思うんですが。
  博明と護国寺は、着実に親密になっていってます。護国寺は、博明にアドバイスするのではなく、見守るスタンスなんですか?修羅場を避けるようにするのではなく、修羅場になったらなったで、メンタルをフォローしてやろうということ?何となく護国寺の全貌が見えてきました。
  ベストショットとはちょっと違うかもしれませんが、「修羅場の数だけ、いけない男になっていく」というところが良かったです。

第18回
  今回は、特に進展は無かったように思います。とりあえず、愛してないとハッキリ自覚してるんなら、美穂と別れてやりなよと思いました。そして、完璧に隠れて玲子との蜜月を楽しみなさいな。これ以上つきあっても美穂を傷つけるだけなんだからさ。自分が愛されてないことをすぐに気づくよ。それにしても、そこまで骨抜きにされるほど玲子はいい女かなあ…。博明にとっては初恋だからなのかもしれないけど、理解できないや。娘から平気で男を奪う女なのに。何が後悔したくないだ。単なるエゴイズムの正当化だろうがよ。ああ、日に日に玲子が嫌いになってます(笑)
  護国寺の「道徳観すっとんだか」を聞いて、このドラマの世界にも道徳が存在し、それを博明も知っていることが分かりました。今まで、そんなものは護国寺以外には無いものだと思ってたので、ちょっとびっくり(笑)
  そういえば、まだ博明の両親は引越ししてなかったんですね。彼らはいつ引っ越すんですか?
  前回、今回とみて、三角関係の蚊帳の外の護国寺が、久美子亡き後、どのようなポジションになるのか分かったように思いました。もうちょっと護国寺発のドラマがあれば面白いんだけどなあ。
  今日の護国寺は、半田的ベストショットはないですが、クールで嫌な感じがよく出てて良かったです。どうも護国寺は、他人の行為に対しては口を出さないスタンスのようですね。美穂は昔の自分と同じだから、博明と玲子の関係を今までのようにクールに観察してられないんじゃないかと思ってたんですが…。まあ、博明と美穂も子供じゃないんだから、それもありですね。ボクとしては、それよりも久美子のお骨は一体どうしたのかの方が気になるわけですが。

第17回
  玲子と博明が、つきあっていくのを決心した回とみなしていいのかな?
  玲子は、娘の彼氏を愛してしまったことに悩んでるのかと思いきや、女としてプライドが傷つけられてイライラしてただけなんですね。嫉妬。博明にプレッシャーを与えて、愛を求めるように仕向ける。そうなんだよね、こういう高慢な人は、自分からではなく相手から求められたがるんだ。やっぱり玲子は嫌な女にしか見えないなあ。母になるべきところで母になれない女は、子供を産んだらダメですよ。博明は、護国寺とのやり取りを見た限りでは、玲子と比べたら少しはまともなのかなあと思ったりする。応援は出来ないけど。玲子なんてとっとと切って、美穂にしときな。大体、自分が娘の彼氏だと知っても、間髪いれずに誘ってくる女なんだよ?その人間性を疑うべきだろうよ。
  美穂と博明の関係は、菜都と護国寺の関係と同じ。菜都のせいで護国寺がどれだけ酷く傷ついたかを、博明は知ってるはず。知っていても、このまま突っ走れちゃう?以前に護国寺の抱える傷を看破した玲子が、彼の過去を知ったら、どう反応するのか見てみたいですが、そんなことにはならないかもしれませんね。
  今日の護国寺ですが、優しい奴ですよ。博明のために奔走してやり、気遣ってやる。彼女の母を愛してしまったことのタブーさを一番理解してるのは、護国寺のように思いました。やはり彼が一番まっとうな神経と考え方をしてますよね?いずれ到来するであろうXデー―美穂が博明と玲子の関係を知ってしまう日―、護国寺としては、美穂に自分の過去を重ね、口を出さずにはいられないだろうけど、博明は親友である。護国寺のこのあたりの心情が描いてもらえたらいいなあと思いました。本当は、久美子の死から立ち直っていく過程が一番見たかったんですけどね…。
  半田くん的ベストショットは、博明の「(お見舞い)どうも」を受けての「どういたしまして」かなあ。鼻持ちならないところがいい(笑)また、全体的に落ち着いた声での台詞回しが聞き心地よいです。久美子がいないから、柔和な護国寺がみれないのは寂しいですね。

第16回
  今回は、ついに事実を知ってしまった博明と玲子のやりとりが描かれてました。博明と玲子の恋愛に興味がもてないと前回の感想で書きましたが、どうも今回の放送で、興味がもてないどころか、腹が立つようになってきました。博明と玲子が好きになれない。
  まず博明。結局は、いつまでも二股をかけていたのが悪いわけで、自業自得なんですよね。矮小化しちゃうと、二股していた女性2人が実は知り合い同士だったというだけの話。踏み切りの前で泣き崩れ、感動を煽るような演出されてましたが、ボクからしたら白けていく一方で…。"おいおい、何泣いてんの"って。しかも、「玲子さんが好きです!」ときた。美穂はどうなるの?美穂への思いはないの?誰がどうみても美穂が可哀想でしょ?どうも、美穂に対する罪悪感よりも、これからの玲子との関係への不安感が強いようなんですよ。これが、また不快になる一因なわけで。博明は人間として成長しているというか、ズル賢く器用になってるだけのような気がするんですが。彼の中では完璧に美穂<玲子なんだから、とっとと、けりを着けるべき。次回以降に、彼の汚名返上を期待。
  そして玲子。女王様きどりの自己中心ジャイアン女(付録:サディスティック気質)として、認識しました。彼女のどこに魅力を見出せばいいんだろう?自分の娘の彼氏だと分かった上で、ああいう行動がとれるのは理解できないですし。たまに考え込む表情を見せられても、やることはやってるんだから、説得力ないわけでね。博明も性質の悪い女に引っかかったもんです。
  博明と玲子の行動や考え方が、ボクのもつ倫理観や恋愛感と大きくかけ離れているだけなら全然構わないんですが、それが美化されてるから、イライラしてくるんだと思います。更に、護国寺と久美子の関係を見た後だと、博明と玲子の恋愛がただのラブゲームのようで、何だか馬鹿らしく見えてきてしまうんですよね…。多分、この原作者の世界観がボクの肌にあわないんだろうなあ。
  護国寺は、出番が極小だったので、語ることは何もないです。筋的には無意味で、露骨に顔見世だけのシーンでした(笑)本筋の流れを考えると、映っただけでももうけもんです。あと、久美子の一件が全く無かったことのように護国寺が描かれるのは、やはりおかしいですよ。もしかして、洸ちゃん、完全に立ち直っちゃてるんですか?

第15回
  博明が護国寺の家に居候することが決まり、そして博明が玲子が美穂の母親であることを、そして玲子が博明が美穂の彼氏であることを知る。今回は後半に向けての準備段階。大きなイベントがあった割には(護国寺と博明の同居が大きなイベントと言っていいのか分からないですが)、谷間的な雰囲気を感じたのはなぜだろう?
  前回との温度差についていけてません。正直いって、ボクは玲子と博明の恋愛に興味がもてないんですよ。だって、護国寺と久美子の絆と呼べるような恋愛の前では、博明と玲子の恋愛は所詮は火遊び程度のものにしか感じないんです。博明はフラフラと美穂と玲子の間を行き来して、今や立派な二股男。更に、刺激を求めてM企画のバイトで他の女の相手もしてる。描かれ方がちょっと違えば、十分に女の敵ですよ(笑)玲子はホスト遊び三昧の女(M企画はホストや売春ではないと何度も念をおされてますが、それは屁理屈)。お遊びのつもりがうっかりホストに本気になってしまう。玲子は、どうやらカッコイイ女として描かれてるくさいですが、ボクには全然そうは見えないし、単なる二股ホストとその女性客の痴情のもつれにしか見えない。身も蓋もない表現ですけどね。今までは護国寺と久美子のサイドストーリーがあったから良かったんですが、今後、博明と玲子の恋愛に完全にシフトすると、かなり辛いなあ。原作は大人気らしいので、これから何か仕掛けでもあるんですか?仕掛けと言えば、劇中劇を護国寺と久美子の関係とシンクロさせていた意味が分からなかったです。
  護国寺ですが、前回あれだけ泣き崩れていた割には、普通に存在してましたね。描かれ方に違和感が。彼はM企画のバイトを続けるのかな?久美子が逝ってしまったのだから、その必要はもうないはずだけど。また、玲子・博明・美穂の三角関係とは無関係の護国寺は、久美子がいないのなら、このドラマの中で居場所があるんだろうか?半田くんファンとしてはこれが一番大事(笑)半田くん的には、今週がクライマックスだったのかもしれないですね。後半にも、護国寺の見せ場があればいいんですが。そうじゃなければ、博明と玲子の関係に興味がもてないボクが見続けるのは辛い。
  今日の半田的ベストショットは、博明に「お前本当に嫌なやつだな」と言われたあとの胡散臭いニッコリ。裏ベストショットは、原田先生に「(博明と)一緒に住めば丸く収まるのよ」と言われたあと。目をスィーッと細くするところが、個人的には面白かったです。ものごっつい不機嫌そうで(笑)

第14回
  久美子、逝く。何もこんな死なせ方をさせなくてもいいのでは…。護国寺があまりにも可哀想で。今日は、最初から涙が一筋二筋と。久美子の傍らで護国寺が語りだしたら、もう涙が止まらず。「また一人だよ…」と泣き崩れる護国寺が悲痛でたまらない。久美子のために借りた部屋。でも、彼女は一度も来なかった。護国寺のことを本当に思うのなら、来てあげてほしかった。変な噂が立つことよりも、来てくれないことの方が辛く、優しさが痛い。これから彼は、この傷を抱えてどう生きていくんだろう?今日は、これ以上は書けないですよ。もう悲しい以外の言葉が出てこないから。
  今日は、護国寺が久美子の傍らで語るシーンが表情、言い回しともにベスト。半田くんの演技で初めて泣かされました。見返してみても、ここでまた泣きました。それまで、悲しみを抑えんでいた護国寺が、その感情を爆発させる姿は胸をうつ。色々な表情が出来るようになってきたなあと思ってたんですが、ここでは声も良かった。これ以外に、回想シーンや、子供に一瞬みせた怒りの表情も好きです。ボク的には、忘れられない回になりそうです。

第13回
  今日は、護国寺の家庭事情が明らかになり、護国寺がその過去を乗り越える決意をし、博明に心を開きつつある矢先…という展開。菜都は、想像以上に酷い女でした。菜都は、護国寺の父だと分かった上でつきあい、離婚させ、再婚したわけですね?最低だわ。「分かってくれなんて言わない」なんて愛にベロベロに酔い、悲劇のヒロインぶった菜都に怒り心頭。自分で突き放しておきながら「昔みたいに」ってちゃんちゃら可笑しい。本当に和解するつもりがあるのならば、元彼氏に「あなたの母親よ」なんて言葉が吐けるはずもなく。菜都が何か言うたびにイライラ(笑)菜都が護国寺に押し倒されて、自分のことを最低だと言い出したときでさえも、卑怯だと思いましたからね(笑)だって、優しい護国寺なら、あれ以上責めることが出来ないし、許してやるしかなくなるでしょ?護国寺の優しさに付け込んだ菜都の見事な戦略。穿ち過ぎですか?(笑)いやあ、本当に嫌いなんですよ、あの手の人が。
  いくら優しいといっても、護国寺はよく菜都を許したなあと思っていたんですが、久美子のためでもあるんですね。久美子が喜んでくれるのなら…という気持ちが、彼の背中を一押し。彼女がいなかったら、菜都を許せなかったのかもしれない。彼女の喜ぶ顔を見るためならば、博明を病室に連れて行きもする。博明に心を許しつつあったことを考慮しても、自分の真のプライベートに誰一人として立ち入らせなかったことを考えると凄いことです(原田さんは除く)。護国寺の行動原理は、"すべては久美子のために"なわけですね。
  久美子の余命は半年と宣告されたけど、護国寺の心はときほぐされつつあり、全てが上手くまわり始めたように見せかけての電話と次回予告。常套手段ですが、辛いですよね。
  今日の半田的ベストショットは、「俺の知ってる菜都はなあ」のところですね。表情に加えて、言い回しも良かったです。あと、ホテルの部屋から出たあとの表情もいい。ソフトな表情ならば、久美子への微笑みがお勧め。今日は、ソフトとシリアスの二面が良く出てました。
  追伸 護国寺と菜都の回想シーンでの護国寺の髪、もっとナチュラルなズラはなかったんですか?

第12回
  護国寺と久美子の過去と、護国寺の家庭事情の一端が明らかになりました。護国寺が可哀想過ぎるなあ。唯一の"家族"である久美子の病気もそうだけど、護国寺の初恋の相手・菜都が父親と再婚って…。そりゃあ、性格はひねるし、家族を捨てるわな。菜都が護国寺の父親だと知っていながら付き合い、家族を崩壊させて再婚したのなら、どうしようもない女だけど、そこのところはどうなんだろう?明日、それは明らかになる?
  護国寺と久美子については、多くを語れなくなってきました…。ボクねぇ、こういうの弱いんですよ。ある程度感情移入しないと感想は出てこないけど、しすぎると逆に全く出てこなくなるんです。久美子の前ではいつも落ち着いて明るく振舞っていた護国寺が、今日は今にも泣き出しそうな顔をしてるんですよ。それを見ちゃうとね、彼がどれだけ追い込まれてきてるか痛切に伝わってくるし、何ともしがたい気持ちになっちゃうんですよ。どんなに辛くとも相手を思いやる二人の姿は、痛くて悲しくて。恐らく久美子は近いうちに亡くなってしまうんだろうけど、少しでも長く、二人の幸せな時間が続くことを願います。出会った頃の護国寺と久美子の幸せな姿は、今を知っているだけに切ない。つないだ手は、離れることのない永遠の幸せを信じる二人の気持ちを象徴しているかのようでした。
  今日の半田的ベストショットは、久美子の背中をさすりながら「愛が溢れてるもんな」と微笑みながら言ったあとの表情。あと、ベッドの背もたれをあげるハンドルをまわす表情(2回目の方)。先にも書きましたが、今にも泣き出しそうなんです。半田くんの表情で、ここまで心が揺れ動かされたのは初めてでした。これ以外にも、「一人にしないでくれよ」という悲痛な声など、久美子との病室のシーンはとても良かったです。半田くんは久美子とのシーンが一番のってる気がしますね。そういえば、菜都の留守電を切るところも良かったなあ、とあげだしたらきりがなく(笑)、今日は見せ場が多くあり、護国寺の喜怒哀楽がつまった回でした。半田くんの演技に幅が出来てきました。

第11回
  これまで密かに愛を育んできた護国寺と久美子がクローズアップされてきました。護国寺は、身寄りのない久美子のために、M企画でバイト。M企画でバイトしてる同士でも、刺激を求めた博明と、愛する人のための護国寺とでは、多きく意味合いが変わってくるわけで。護国寺の尽くす愛を目の当たりにして博明はまた一歩成長し、そして、護国寺の素顔を知ることで、博明と護国寺の距離が更に縮まったのかなあと思いました。
  博明が護国寺に初恋のようだと指摘されてましたが、玲子もそれと同じようで。護国寺に博明はおもちゃだと嘯いて、博明に本気になっていることを認めたくない。どうも、しっくりこないですね。正しい恋愛を声高々に論じ、達観したような描写がされていたのに、博明が気になって仕事が手につかないはないだろうよ(笑)いきなり俗物になっちゃった。恋の前では、誰もがただの人ってこと?それとも、やはり、玲子は単にプライドの高い女王様気質の女、という認識でいいのかな?
  護国寺はその素顔が明らかになりつつあり、面白くなってきました。護国寺と久美子の関係は分かりましたが、どうやって出会ったんだろう?あと久美子がただ一人の家族のようなことを言ってたけど、両親はどうした?そして、「(久美子の入院費を払ってるのは)俺のためだ」と呟いたときの護国寺の複雑な表情は一体?まだまだ謎だらけ。楽しみです。
  護国寺と久美子の関係は家族のようなつながりで、見返りを求めない無償の愛なわけですね。不安になる久美子を落ち着かせようとする護国寺は柔らかく優しい。彼にとって、年の差や過去は関係ない。ただ彼女がいてくれるだけでいい。極めつけの純愛ですね。幸せになってほしいけど、次回予告を見た限りではすでに黄色信号が点滅。そのあとに映ったダッシュする博明が、どれだけハッピーに見えたことか。
  今日の半田的ベストショットは、病室で久美子を抱き寄せたあとの表情と、喫茶店で「俺のためだ」と言った表情。前者はとても優しげで、後者は何とも複雑で。またシーン的にも、護国寺と久美子、護国寺と博明のやりとりが良かったです。裏ベストショットは、玲子(バラ付き)にせまられる護国寺(笑)耽美な表情をしてますよ。あんな表情の半田くんはみたことがない。あのシーンは特に要りませんでしたけど(笑)あと、フィットするシャツが衣装だったので感じたんですが、まだまだ細いけど、一時に比べたらしっかりした体になった気がします。"笑っていいとも"に出演したとき、あまりにも激痩せしていて、ファンを震撼させたのが遠い昔のようです。逆に言うと、あの激痩せは何だったんだろう?という疑問が。

第10回
  今日は、ようやく来週から話が動き出しそうだなあと匂わせるよう回でした。とりあえず、今週は、玲子と出会ったことによる博明のメンタルの変化を丹念に描いたということなのかな?第1週目と比べると、ちょっと冗長でテンポが悪かったように思います。もう少しサラッとで良かったような…。その反動なのか、来週は動きが激しそうですね。
  博明が玲子と護国寺が会ってることにショックを受けてたけど、博明自身は誰かと会っててもOKなんだろうか?それとも、玲子の相手が護国寺だから嫌なのであって、それ以外の相手だったら動揺しなかった?自分が指名されなかったことがショックだった?博明はいまいちつかめない。
  順子と京香はこれで一件落着?レズのことがばれてワイドショーが大騒ぎとかなったら嫌だなあ。護国寺が言うように、何も悪いことしてないのだから、ハッピーであってほしい。それにしても、福井が可哀想でした(笑)
  玲子が護国寺の素顔を見破ってましたが、どうも違和感が。玲子がそれほど洞察力に長けた人物に見えないからかなあ。どことなく自分の価値観でしか物事をはかれない人っぽいというか。優しい人なんだろうけど。
  護国寺に関しては、とりあえず出番が久しぶりに多くて嬉しいというのが、素直な感想(笑)レストランのシーンは、BGMも手伝ってかテンポ良く、コミカルで面白かったです。福井のリアクションが楽しい。護国寺演じる豪徳寺は(笑)、硬派で切れやすい人なんですね。それっぽい雰囲気は出てたと思います。硬質な感じね。それにしても、前髪をあげるだけでかなり変わるんですね。カッコよい感じで仕上がってました。今までの護国寺は、その多面性は描かれてきたけど、その原因は全く分からない。次週はいよいよそこに踏み入るようなので、楽しみです。
  半田くん的ベストショットは、テーブルに手をダンっとついて「すいませんでした」と言ったところ。玲子に「君は嘘で固めてる」と言われたあともいいな。両方とも目がいいですよ。目が。台詞回し的には、「人殺しだけはまずいと思いまして」あたりが良かったです。昔気質なヤクザっぽくて(笑)最近は、少し長めの台詞でも安心して聞けるようになってきたなあ。あと、福井と目をあわしながらワインを飲むところは、面白い緊張感があって好きですね。
  追伸 福井役の湯江健幸さんがボクの友人と似ている。

第09回
  やっぱり、玲子が博明をあっさりと許した!なんてこったい。昨日の感想がとても恥ずかしいものになってしまった(笑)
  それはさておき、うーん、今日は本当に書くことがない。特に話が進んだように思えないし。ここ数回は、やや中だるみのような…。それとも、護国寺がなかなか出てこないから、ボクが暇してるだけかな(笑)
  護国寺は、博明のことを友達と認めてたんですね。これが一番進展したことなのかもしれない。ベストショットは、美穂と博明が出て行ったときの微笑。いやあ、今日は本当に書くことがない。
  追伸 美穂のキンキンと甲高い声が少し苦手です。

第08回
  今日は、このドラマ的「正しい恋愛」の説明だったような気がします。ある意味、重要な回。ゲイ、レズと次々と明らかになりましたが、そういうのもありなドラマだったんですね。少々、ビックリしました。これで、男男、女女、男女すべてのパターンが出揃ったわけですが、愛の前ではもはや性別は無意味であるということですか?玲子の力説を聞いてると、「愛のソレア」の洋一坊ちゃんが脳裏に(笑)これは、本筋とは全く無関係な話ですが、女性は男性よりも同性愛が好きですよね。現に、その手のコミックが女性向けで多い。なんでだろう?以前から不思議に思ってたんです。
  最後、博明が玲子の叱責を受けてましたが、当然ですよね。あの手の接客業していたら、道端でお客を見かけても声をかけてはいけない。まあ、それほど会いたかったんでしょうけど。新人ですしね。と書いておきながら、次回の冒頭で「なーんてね」といって玲子があっさり許したら嫌だなあ(笑)
  最近の博明をみていると、映画「東京タワー」を思い出します。玲子に責められて、あんな風に半泣きになられると駄目だわあ。成人男性であれはないわ。ボクにはきつい。これなら、初期の無軌道な博明のほうがましだなあ。
  護国寺は1シーンしかありませんでしたから、特に書くことはないんですよね。博明より護国寺の方が大人で、周りが見えているのはいつも通りですし。半田くんは、護国寺の台詞回しが馴染んできたなあと思いました。良い感じです。
  追伸 小木さんのイスさばきが華麗すぎる!

第07回
  今日は、博明が玲子に会えなくて悶々とする姿が描かれてました。うーん、今回は特に感想はないかなあ。博明は、玲子が自分以外の相手とどうしたか気になるのに、自分はバイトで他の女に対してホストまがいなことをし続けてるんだよね。どうも博明ってよく分からない。自分勝手なんかな?
  前々から感じてたんだけど、人間関係の描写は面白いけど、デートの様子を見せられても(玲子と博明のデートでさえも)、ボクが男だからなのか、そこから面白さを見出すことができないや。まあ、平たく言うとつまらない(笑)女性視聴者だと、玲子を自分と置き換えて、ウエンツくんとバーチャルデートなんて出来るのかもしれないんですが、男がウエンツくんを自分と置き換えて…なんて楽しみ方は不可能(笑)まあ、公式サイトを見た限りでは、メインターゲットが主婦層のようなので、男のボクが全てを楽しもうとするのに無理があるわけですが(笑)もうちょっとデートにドラマを感じられたら、また違うんだろうな。
  今日は護国寺もあまり見所がなかったように思いました。半田くん的ベストショットもなしっすね。といっても、ボクは護国寺視点で見ちゃってるから、色々と書いちゃうわけですが(笑)M企画の事務所で、護国寺が博明を口元ヒクッとさせて見つめてましたが、あれは護国寺には博明の嘘が分かったということですか?他に、部室の護国寺と博明のやりとりといい、今日は、護国寺には博明の考えてることが丸分かりというのが、地味に描かれてましたね。病室のシーンは、献身的な護国寺と病魔におかされる久美子が切ない。ただ、画面が暗すぎたうえに、髪が顔にかかってしまっていて、護国寺の表情がよく見えなかったのが残念でした。護国寺がいないと久美子は気が動転して危ないですが、夜は護国寺が来てくれるからいいとして、昼はどうしてるんでしょうね?昼間の久美子がみてみたい衝動に猛烈にかられました。この病室のシーンに続いて、玲子脚本のドラマが挿入されました。そのシチュエーションが護国寺・久美子とまるっきり同じ。やっぱり、わざとシンクロさせてるんですよね?でも、シンクロさせて何を企んでるんだろ?気になるなあ。

第06回
  今日は、玲子と接触したことで博明のなかで変化が生じ始めたことが描かれてました。今まで無縁だった罪悪感や嫉妬を、玲子を本気で好きになったことで覚えてしまったわけですね。慣れない感情に振り回される博明が面白かったです。ただ、浮気で美穂に罪悪感を感じ、玲子と寝た相手(と博明が勝手に思っている)である護国寺に嫉妬するのならば、奔放な恋愛をする玲子についていけるんだろうか…。自分が生活している間にも、知らないところで玲子はまだ他の男と寝てるかもしれないわけですよ。これに加えて、玲子に対する独占欲がわいてきた日には大変ですよ?自分の彼女がホステスすることが許せるか、というのと似てます。博明が玲子にM企画の利用をやめてくれという日が来るのかな?
  護国寺が久美子の入院費を稼ぐためにM企画でバイトをしてるんですよね?もしそうならば、玲子たちが作ろうとしてるドラマの筋って、立場が逆転してるけど、護国寺と久美子そのままのような気がしましたが…。偶然ですか?それとも、何かの伏線ですか?「夏海の気持ちは、まっすぐ冬樹に向いていてほしいんですよ。どんなに体が汚れても、心だけは純粋でいるべきです」という福井の言葉だって、夏海を洸に、冬樹を久美子に変えても違和感が全くない。護国寺を表してるようで仕方がないんですが。うーむ、気のせいか。
  護国寺と久美子のシーンは、それ以外のシーンがにぎやかなせいなのか、落ち着いて見れるんですよ。気に入ってます。今回も、久美子が正解のない質問を護国寺にきき、二人が苦しむわけですが、どうも久美子がやや意地悪な気がしてならない。弱気になってるから相手の気持ちを確かめたいのは分かるけど、二人で生きていけると信じてる、もしくは信じたい護国寺には酷すぎる質問でしょ?「私のことを忘れないようにっていうお守り」と言われたら、どうしたらいいのさ。おいおい、そんなこと言ってやんなよ〜とつい独り言が(笑)護国寺が可哀想でした。前から気になってたんですが、洸ちゃん、久美子さんということは、久美子が年上ですよね?半田くんが大人びているせいなのか、あまりそういう風には見えないなあ。
  半田くん的ベストショットは、久美子の「私のことを忘れないようにっていうお守り」の直後。裏ベストショットは、護国寺が博明のアリバイを美穂に説明してる際に、美穂が「だからごまかしてたんだあ!」といった直後にした博明へのアイコンタクト。非常にずる賢い顔をしてる(笑)そうえいば、護国寺と玲子のキスシーンの3回リプレイは、ちょっとしつこかったかなあ。リプレイのつど、日本各地の半田ファンは同時に叫び声をあげちゃったりしてるのかなあと、笑いながらみてました(笑)というか、次回予告もこみで、キスシーンが多すぎるよ(笑)

第05回
  今回は、博明と玲子の初デートをたっぷりと。玲子に翻弄される博明が可笑しかった。もはやコントだよね。あと玲子がちょっと鼻につく。多分、女王様気質な人が、個人的に肌に合わないんだな。考えの押し付け感ありありなのは、性別関係なくあまり好きではない。そういえば、ウエンツくんがまた男にキスされてたよ。大変だねぇ。
  今日の護国寺は、出番は少なかったけど、久美子の病室のシーンがとても良かったです。彼女に「お嫁さんになる人が羨ましい」と言われたら、男としては、「自分がなる気ないんだ」と返すしかないよなあ。病気(恐らく重病なんですよね?)のために、結婚したいけど出来ないと思ってる久美子には、護国寺の優しさが苦しいんですよね。でも、護国寺に「そうだね」と肯定されたら、それはそれで傷つくでしょ。どっちにしろ、互いに苦しむだけなんだよねぇ。優しさが相手を傷つける。切ないねぇ。切な過ぎるぜ。今日のベストシーンは、もちろんこのシーンですよ。今まで半田くんが演じた役の中で、病室での護国寺がもっとも素に近いんじゃないですか?
  追伸 玲子が性欲と食欲は似ていると言っていたけど、同じことを杉本彩さんも言ってたような…。

第04回
  今回は、博明が護国寺にのせられて本格的にM企画の一員へ。そして、ついに玲子と博明という最後のラインがつながる。一方、着々と博明と護国寺の距離がつまっていく。更に裏で、ひっそりと護国寺と久美子の愛が育まれる。こんな感じですか?散らばっていたメインキャストが、一箇所に結集しつつありますね。人が人と交わることで変化していく様は、みていてしっくりきて良い感じです。今回は特に書くことはありませんが、じわじわときてます。ハッピーな気分になりますよ。
  今日の護国寺ですが、回がすすむにつれて、加速度的に気に入ってきました。いいキャラクターですね。多面的で面白いですよ。また、本筋が奔放な恋愛なので、護国寺と久美子のしっとりした、寄り添うような関係は、短いシーンながらも印象に残ります。あの雰囲気が好きなんですよ。無防備な護国寺は何もかもがソフトでいいですね。護国寺と博明の関係も、護国寺が自分をチラッとでもさらすようになってきて、面白くなってきました。ボクが半田くんのファンのせいなのか、どうしても護国寺視点で捉えてしまいますね(笑)
  今日は、ベストショットというよりはベストシーン。部室での護国寺と博明のシーンと病室のシーン。クールな中にも脆さをみせる護国寺と、ソフトな護国寺が良い感じでした。

第03回
  今回の内容は、博明と護国寺の関係がすすむ、M企画の説明、博明のあちらの世界へはじめの第一歩。
  俳優は大変だなあ。男同士でキスして、しかもドアップときた。ウエンツくんは、演技といえど、すぐに嫌がることができるけど、半田くんは嬉々としないといけないし、そのうえ、もっと誘わないとダメだからね(笑)でも、次回予告ではびっくりしたけど、実際に見たら、あのチャペルでの博明と護国寺のやりとりは、よく対比されていて、なかなか面白かった。二人の息が合ってきたかな?
  もっと大学生活な雰囲気が出せたらいいのになあ。囲碁研の部室とチャペルの往復だけだと寂しくないかい?
  M企画の説明が、売春だと誤解されないように、念入りにされていた(笑)原作でも、あんなに念入りなんですか?
  あちらの世界へ踏み出した博明。彼は間違いなくナチュラルボーンプレイボーイですね。さすが護国寺、よく見抜いた。次回は、玲子と出会うようだし、彼がどう変化していくのか楽しみ。
  さて、今日の護国寺。頬の絆創膏は、博明をこちらの世界に踏み込むきっかけとなるものだったのね。で、キスは単なる護国寺のイタズラか。まあ、何らかのしっかりした理由があってキスされたら嫌だもんな(笑)護国寺はクールなくせに、イタズラはホットなのな(笑)そして、玲子が少し気になるようで。護国寺は一途な役(相手は入院中の女性ですよね)だそうだから、玲子は一人の人間として興味がある?護国寺と玲子の絡みがあまり想像できないのはなぜだろう。
  今日の半田くんは、前述しましたが、チャペルでの博明との掛け合いが良かったです。変な意味ではないんですが、特に博明とのキスの前後とか。博明との対比で、"護国寺"がより色濃く浮かび上がってくるようでした。ベストショットは、「もっと刺激的なことを教えてやってもいいんだぜ」。悪そうだ(笑)
  追伸 囲碁研トリオが面白いです。

第02回
  次回予告の衝撃がすごい(笑)最初は、おや?護国寺はなぜ頬に絆創膏を?と疑問に思ってたら、それ以上の疑問が津波のごとくやってきました。博明と護国寺がなぜキスを?(笑)このドラマには、そういうファクターもあるんですか?本気でビビリましたよ。とりあえず、護国寺の絆創膏とキスの原因に次回は注目します。
  さて今回ですが、テンポよく、それでいて脚本はジックリとで、面白かったです。内容としては、博明と護国寺の接近、と彼らを取り巻く人々の紹介といったところ。
  本筋の内容ではありませんが、冒頭の玲子の言い分が納得いかない。たとえ相手の好みがあったとしても、より良いものがあるのを知ってるのならば、とりあえず教えてあげるのが優しさだと思うんですが。護国寺は諭された風でしたが、単に玲子が女王様気質なだけですよね。玲子は、嫌いじゃないけど、ちょっとひっかかるなあ。
  博明がまだ把握できないです。それぞれの言動が一つに収束されない感じがするといいますか。同じ博明でも、場面が違えば別人のような、そんな印象。やはり彼は無気力というより無軌道。護国寺の指摘にコロッと影響されて悩みだすのも驚きましたが、"流されやすい"という性質からすれば、そんなにおかしいことでもないのか…と思いなおしてみたり。悩むだけではなく、あんなに憤慨するのも予想外でした。思ったよりプライドが高いですね。ここ2回での博明を見た限りでは、卑屈でプライドが低いのかと推測してました。そもそも"流されやすさ"と"プライド"の両立は困難だと思うんですよ。特に博明は極度のながされやすい性質ですから。うーん、どうも言動に統一感が欠けてる気がしてならないです。
  学ランの護国寺、スーツの護国寺、そして、ついに私服の護国寺が登場。メンタルのモードと服装をシンクロさせてるんですよね。2回目にして彼は複雑なキャラになってきました。半田くんが演じていることを差し引いても、彼に一番興味があります。考え方も、表現方法に多少嫌味があれど、中身は一番まっとうですから、感情移入もしやすい。彼の触れられたくない地雷とはなんなのか?護国寺と入院中の女性、護国寺と博明の関係が面白くなりそうです。
  半田くんは、クール、ハード、ソフトと様々な表情を見せてくれてますね。個人的には、玲子を見送った後の表情がいいなあと思いました。厳しくも見えるし、寂しげにも見える。病院で見せた柔和な護国寺はホッとしますね。
  追伸 いろいろ理屈こねてますが、ドラマはしっかり楽しんでますよ。
  追伸2 どれがウエンツくんのアドリブなのかなあ、と思いながら博明を見てる自分がいます。

第01回
  前もって宣言しておきますが、ボクは原作未読です。
  ついに始まりました「正しい恋愛のススメ」。昼ドラは3枠ありますが、このTBS愛の劇場の枠が最もボクの肌に合わない作品が多かったんですよ(といっても、たまに休みの日に見る程度ですが)。演出や脚本、音楽など何もかもが妙にもったりしているといいますか。だから、かなり心配してたんですが、初回を見た限りではそれは杞憂でした。テンポよく、コミカルで、演出もうるさくない程度にしっかりされてあると思いますし、面白かったです。高橋真利子さんが歌う主題歌「淡き恋人」もなかなか良い感じ。
  初回ということで、メインキャラクターである玲子(大島さと子)、博明(ウエンツ瑛士)、護国寺(半田健人)、美穂(仲程仁美)の紹介とその関係性が示されてました。玲子と美穂が母娘の関係で、博明と美穂が恋人、美穂と護国寺が美穂の一目ぼれ(?)、護国寺と博明が知り合い。そして、最後に玲子と護国寺のラインが結ばれたところで初回は終了。次回では、玲子と博明のラインが結ばれるようですから、これは複雑な四角関係ですか?どうも美穂は博明と護国寺の両方から興味をもたれてないようで、輪から少し外れてしまってるようで可哀想です。これからどう転がっていくのか楽しみ。
  玲子と美穂は、正に親子で、性格が似てます。天真爛漫、唯我独尊。どことなく"猫"を思わせます。自分としては信じられない価値観を有してる人たちだ(笑)博明は、状況に流されやすいというよりも、執着心がない側面が濃いような…。無気力と言うよりも無軌道。いまいちどんな人物なのか把握できませんでした。"陽"のキャラクターなのは間違いないと思いますが。護国寺は、まだ謎が多く、その人物像が"クール"以外は浮かび上がってきません。しかし、昼と夜では別の顔を持つという設定的には最も変り種なのに、美穂を諭す場面などを見た限りでは、一番まっとうな価値観を持ってるように思いました。博明よりも護国寺の方が友達になれそう。今後は、博明の変化と護国寺の素顔に注目したい。
  半田くんですが、"陽"のキャラクターが揃う中で唯一の"陰"のキャラクターを演じていて、滑り出しは上々だと思います。素顔をみせるバラエティのときとは、やはり"顔"が違いますね。力のこもった目がいいですよ。最後の半田くんのカットで"こんな出張ホスト欲しい!"と思った奥様方もいらっしゃるんじゃないですか?(笑)スーツ姿は言うまでもなく、学ラン姿(メガネ付き)もマッチしていましたね。まだまだ謎多き護国寺をどう演じていくのか、楽しみです。
  追伸 オープニングのレンズ真っ白の護国寺が、何気にお気に入りです。
  追伸2 「護国寺」がどうしても「午後九時」に聞こえます。

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